字は誰でもいつでも一生使うものです。だから、読みにくい字や自分で書いて恥ずかしい字を書くよりも、整っていたり、お手紙をもらった人が嬉しくなる字の方がいいに決まっていますよね。
そうするには小さいときから習って、正しくきれいな字を書くことをあたりまえにすることがいいですよね。本当は小学校で書道がはじまる学年からでなく、字を覚えるときから正しい字の形を覚えてほしいと思います。
一番小さい年齢から習いはじめた子は、年中さんからはじめました。字は読めるけれどまだ書ませんでしたから、鉛筆の持ち方や絵文字でカップやお花、かさなどを表現しながら、基本の線を学ぶことをはじめました。もちろん、ただきれいな字を書くだけでなく、勢いのある線をひけるようになりました。

落ち着きのなかった子や集中力のなかった子がおけいこしていくうちに集中力ができたり、反対におとなくておしゃべりできなかった子が書けたときの満足で笑顔になったりしました。どういう線をひきたいか、どういう作品にしたいか、目標を持って楽しく書けるように指導しています。子供たちも、楽しみにおけいこに来ていただいているようで、たくさんのお母さんから喜びの声が届いています。

小さい頃から手を抜かないで点画や、線のひきかた、筆の使い方などを徹底して教えますから、書象会大阪支部で育った子たちは、学校や市や府の展覧会で認められたり、全国の高校の書道展に高校代表として出品して、いい賞を取ったり、めきめき実力をつけています。

子供たちには時間とその日の体調に気をつかっておけいこしています。年齢・学年によって集中力の継続時間は違っています。たとえばおけいこ日が遠足と重なったりすると子供たちは疲れています。そんな日は無理
をしないでおけいこは軽めにその日楽しかったお話
は長めにしたりしています。いつも子供の心が弾
んでいるように
、それがいい作品を書ける、子供ら
しいいい線を引ける一番のポイントだと思っています。

いつでも、親子一緒に見学に来てください。
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